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昭和の日とNHK
今日は昭和の日ということで、NHKで「昭和の終わった日」っていうドキュメンタリーがやっていました。内容は全体的に左に偏っており、最終的には何故か沖縄の米軍基地問題とか戦争問題に帰結していました。なんじゃそりゃ。タイトルと内容がズレている。
私的には戦争問題とかもうどうでもいいよってのが本音です。知識人の女性(調べたら左派)が「日本人の悪いところは過去を忘れるところ」って言ってたんですが、私は過去への執着を容易に捨てられることが日本人の最大の美徳だと思うんですが。歴史というのは常に内省し未来の発展への糧とするために使うもので、過去に拘泥する事は非常に消極的な方法だと思うからです。
あと、当たり前ですが、このドキュメンタリーの視点は「歴史に流されざるを得なかった庶民」からのものであり、指導者側からの視点が欠如しています。指導者には指導者としての苦悩を持っていたに違いないのですが(それこそ日本の今後を憂慮しながら亡くなった西園寺とか、日中戦争の拡大を止められなかった近衛とか)。庶民が感情のみで証言を語ることが許されるなら、指導者もまた感情のみで語ってもよろしいんじゃないかと。庶民としての苦しみと指導者としての苦しみは質の違うものであるけれども、その両方を語らずして戦争の苦しみを語れるのかは疑問です。往々にして情に訴えかけるタイプのこういうドキュメンタリーはそれに成功していない気がします。まあ、製作者の思想によって偏りが出るのはしょうがない面もあるけれど。
ただ、NHKで天皇制の可否を言及したのは良くも悪くも革新的な事だと思いました(前々からやってたのかもしれないけど)。私自身は天皇制は日本文化の一つだと思っているので、廃止には反対です。戦後日本が共和制になる必要も無かったと思います。
ちなみに私は平成の最初の日生まれで勝手に親近感を持っているので、多分今上陛下が崩御したら皇居に行くだろうなあ。
私的には戦争問題とかもうどうでもいいよってのが本音です。知識人の女性(調べたら左派)が「日本人の悪いところは過去を忘れるところ」って言ってたんですが、私は過去への執着を容易に捨てられることが日本人の最大の美徳だと思うんですが。歴史というのは常に内省し未来の発展への糧とするために使うもので、過去に拘泥する事は非常に消極的な方法だと思うからです。
あと、当たり前ですが、このドキュメンタリーの視点は「歴史に流されざるを得なかった庶民」からのものであり、指導者側からの視点が欠如しています。指導者には指導者としての苦悩を持っていたに違いないのですが(それこそ日本の今後を憂慮しながら亡くなった西園寺とか、日中戦争の拡大を止められなかった近衛とか)。庶民が感情のみで証言を語ることが許されるなら、指導者もまた感情のみで語ってもよろしいんじゃないかと。庶民としての苦しみと指導者としての苦しみは質の違うものであるけれども、その両方を語らずして戦争の苦しみを語れるのかは疑問です。往々にして情に訴えかけるタイプのこういうドキュメンタリーはそれに成功していない気がします。まあ、製作者の思想によって偏りが出るのはしょうがない面もあるけれど。
ただ、NHKで天皇制の可否を言及したのは良くも悪くも革新的な事だと思いました(前々からやってたのかもしれないけど)。私自身は天皇制は日本文化の一つだと思っているので、廃止には反対です。戦後日本が共和制になる必要も無かったと思います。
ちなみに私は平成の最初の日生まれで勝手に親近感を持っているので、多分今上陛下が崩御したら皇居に行くだろうなあ。
2件のコメント
[C14] 学びは大切だ!
- 2008-05-19
- 編集
[C15]
どなたか存じませんが、コメントありがとうございます。
>戦争や基地問題との関係性に気づいていないだけ、あるいは気づきたくないための言い訳。
戦争と基地問題に関係があることは理解しています。しかしながら、基地問題は単に戦争だけではなく、戦後の日米外交史にも深く関わる話です。戦後の日米外交は勿論日本の敗戦から端を発しているので、それを戦争の副産物として捉えても良いのかもしれませんが、あまり丁寧なやり方じゃないなあと思ったりします。今回のドキュメントは基地問題にのみ焦点を当てたものではないし、殆どが証言のみに基づいており、そこら辺が描けないのは当たり前といえば当たり前なので、ここは私の意見がいちゃもんに近かったかもしれません。ただ、私の扱う歴史分野が政治史であり、近衛や木戸や西園寺に触れる機会が多いので、証言だけという所に不満を感じたことは否めません。
>単に学習能力が欠落しているだけ。
>本人とっては(一定の範囲で)幸せなことではあるが、美徳といえるかは疑問。
これは私の意見が抽象的且つ根拠のない発言なので、この意見の相違は価値観の違いであり、どちらが正しいとは勿論言えません。東方移住免除さんの意見もまた正しいものと思います。腐っても私は歴史を勉強しようと思っている学生ですし、次の文を読んでもらえば分かりますが、無条件に歴史を捨て去ることは良いことだと思いません。しかしながら、例えば日中関係の場合、そこに拘泥しすぎるあまり現在・未来における両国相互の経済的利益などを失うのは現実的な考えではないと思います。
唯物史観が主流だった頃の歴史学は実学的な側面が強かったそうですが、私としては歴史を学ぶことで社会を変えられるなんて本気で思うような時代ではもうないと思っており、歴史学は虚学で十分だと思っているので、上記のような投げやりな意見になったのかもしれません。史学生のくせに史学を過小評価しているわけです。
>大人に付き合わされてバカにならないようにしましょう。
この「大人」が誰を指すのかは良く分かりません。特定の個人、或いは同じ集団に属する不特定多数を指すのでしょうか。それとも世間一般の大人でしょうか。
いずれにせよ、物事を批判的に扱うことは歴史学の手法なので、大人だからといって一概に信用せずに行きたいと思います。ご教示くださり光栄です。
正直、脱出ゲームをやりながら片手間に書いた記事なので突っ込み所等多いかと思います。お目汚し申し訳ありません。
貴重なご意見ありがとうございました!
>戦争や基地問題との関係性に気づいていないだけ、あるいは気づきたくないための言い訳。
戦争と基地問題に関係があることは理解しています。しかしながら、基地問題は単に戦争だけではなく、戦後の日米外交史にも深く関わる話です。戦後の日米外交は勿論日本の敗戦から端を発しているので、それを戦争の副産物として捉えても良いのかもしれませんが、あまり丁寧なやり方じゃないなあと思ったりします。今回のドキュメントは基地問題にのみ焦点を当てたものではないし、殆どが証言のみに基づいており、そこら辺が描けないのは当たり前といえば当たり前なので、ここは私の意見がいちゃもんに近かったかもしれません。ただ、私の扱う歴史分野が政治史であり、近衛や木戸や西園寺に触れる機会が多いので、証言だけという所に不満を感じたことは否めません。
>単に学習能力が欠落しているだけ。
>本人とっては(一定の範囲で)幸せなことではあるが、美徳といえるかは疑問。
これは私の意見が抽象的且つ根拠のない発言なので、この意見の相違は価値観の違いであり、どちらが正しいとは勿論言えません。東方移住免除さんの意見もまた正しいものと思います。腐っても私は歴史を勉強しようと思っている学生ですし、次の文を読んでもらえば分かりますが、無条件に歴史を捨て去ることは良いことだと思いません。しかしながら、例えば日中関係の場合、そこに拘泥しすぎるあまり現在・未来における両国相互の経済的利益などを失うのは現実的な考えではないと思います。
唯物史観が主流だった頃の歴史学は実学的な側面が強かったそうですが、私としては歴史を学ぶことで社会を変えられるなんて本気で思うような時代ではもうないと思っており、歴史学は虚学で十分だと思っているので、上記のような投げやりな意見になったのかもしれません。史学生のくせに史学を過小評価しているわけです。
>大人に付き合わされてバカにならないようにしましょう。
この「大人」が誰を指すのかは良く分かりません。特定の個人、或いは同じ集団に属する不特定多数を指すのでしょうか。それとも世間一般の大人でしょうか。
いずれにせよ、物事を批判的に扱うことは歴史学の手法なので、大人だからといって一概に信用せずに行きたいと思います。ご教示くださり光栄です。
正直、脱出ゲームをやりながら片手間に書いた記事なので突っ込み所等多いかと思います。お目汚し申し訳ありません。
貴重なご意見ありがとうございました!
- 2008-05-20
- 編集
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戦争や基地問題との関係性に気づいていないだけ、あるいは気づきたくないための言い訳。
ものごとの関係を考えるときに人間の脳味噌は成長します。(これは科学的に解明されている)
> 私は過去への執着を容易に捨てられることが日本人の最大の美徳・・・
単に学習能力が欠落しているだけ。
本人とっては(一定の範囲で)幸せなことではあるが、美徳といえるかは疑問。
まだ学生、まだまだ能力を伸ばすことができる年代。大人に付き合わされてバカにならないようにしましょう。